Zsh のフレームワーク Prezto のインストール&アンインストール

Prezto とは Zsh の設定を色々勝手に良くしてくれるフレームワーク。
基本的に github に書いてある事をなぞっていく。

Prezto のインストール

Optional: Installing in $XDG_CONFIG_HOME はうまく動かなかったのでスルー。

$ git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"

.zshrc ある場合は移動しておく。名前は適当

$ mv .zshrc .zshrc_origin

シンボリックリンク作成

.zshrc があったら上手く動かないので、
事前に移動しておく。

下記コピーしてそのままコマンドラインに貼り付けて Enter

setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
  ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done

ただ、これだと git で管理されている設定ファイルをいじる必要が出てくるので、
設定を変更するファイルはシンボリックリンクではなくコピーして使ったほうがよさそう。

$ unlink .zpreztorc
$ unlink .zshrc
$ cp .zprezto/runcoms/zpreztorc .zpreztorc
$ cp .zprezto/runcoms/zshrc .zshrc

設定をちょっといじる

テーマの変更

sorin (初期テーマ) → powerline に変更してみる。
テーマをまとめている記事はこちら。

$ vi .zpreztorc
# zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'sorin'
zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'powerline'

powerline のフォントをインストールしないと文字化けする。

$ git clone https://github.com/powerline/fonts.git --depth=1
$ cd fonts
$ ./install.sh
$ cd ..
$ rm -rf fonts

あとは iTerm2 などを使っていたら、

  • Preference → Profiles → Profile Name からいつも使うものを選択 → Text
  • Font → 自分は Roboto Mono Medium for Powerline を選択した
    (何故かインストールしたフォントの中でも文字化けするものがあった。)
    • フォントは xxxxxxx for Powerline のフォント群から選択する

git ファイルがあるディレクトリを見やすくする

$ vi .zpreztorc
zstyle ':prezto:load' pmodule \
  'environment' \
  'terminal' \
  'editor' \
  'history' \
  'directory' \
  'spectrum' \
  'utility' \
  'completion' \
  'history-substring-search' \
  'prompt' \  ← 「\」を追加
  'git' ← 追加

Prezto のアンインストール

ディレクトリ削除&ファイル移動で解決。

$ mv .zprofile .zprofile_origin
$ mv .zshrc .zshrc_origin
$ rm -rf ~/.zprezto ~/.zlogin ~/.zlogout ~/.zpreztorc ~/.zshenv